HDLを上げるには適切な量そして栄養バランスの整った食事をしつつ体を動かす機会を増やしていく

Q&A

コレステロールには善玉と悪玉の二種類あり、HDLと呼ばれているものが善玉コレステロールです。

体内の不要なコレステロールを取り除く働きをしますので、結果として動脈硬化や高脂血症などの病気を予防することになります。

HDLを防ぐには何より健康的な生活を送ることが大切です。

まずHDLを減少させてしまうものとして喫煙が挙げられますので、禁煙をすることがHDLを上げる近道となります。

また運動不足も大敵であり、毎日ウォーキングをするなど軽い運動であっても有酸素運動であるならば、HDLの数値が上昇することがあります。

そして最も気をつけなければならないのは毎日の食事です。

栄養バランスが偏っていたり、食べる量が多すぎたのでは中性脂肪値や悪玉コレステロールの値が上昇してしまいます。

適切な食事をすることで、これらの値が下がるので体内におけるHDLの比率が上昇します。

食べ方については一日三食、腹八分目程度の量にとどめるようにします。仕事で膨大なカロリーを必要とするのであれば、それに合わせた量を食べるのは問題ないのですが、短時間にあまり噛まないで飲み込むように食べたり、就寝直前に食べるというのもHDLの数値変動からすると好ましいことではありません。

食事の内容としては食物繊維やビタミンが豊富な野菜をしっかりと食べるようにします。

イワシやサバなどの青魚にはDHAという多価不飽和脂肪酸やEPAが豊富に含まれていて、体内の酸化を防いでくれますので悪玉コレステロール値の上昇を抑制してくれますし、悪玉コレステロールを体外に排出し、HDLの比率が上昇することになります。
▶ 悪玉コレステロールを下げるDHA(ドコサヘキサエン酸)についてもっと詳しく見るならこちらから

またトマトに含まれるリコピンは善玉(HDL)コレステロールを増やして、悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きをします。
▶ 善玉コレステロールを増やしてくれる救世主「リコピン」について詳しく見るならこちらから

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。