寒天。抜群の食物繊維含有量で悪玉コレステロールを減少させる。

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寒天は天草という海藻から出来た食品です。
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寒天の大きな特徴のひとつとして、食物繊維の圧倒的な含有量があげられます。食物繊維は余分なコレステロールを体外に排出するとともに、腸内より吸収されるのを防ぐ働きがあります。また悪玉(LDL)コレステロールを減少させる効果も。

寒天はローカロリー食品ですから、ダイエット中の人にはぴったりであり、糖質制限が必要な人にも安心して食べられる食品です。

コレステロール値を下げる寒天の成分

食物繊維

寒天に含まれる豊富な食物繊維は人間の消化酵素では変化させることの出来ない成分です。そのため、余分なコレステロールを体外へと排出させ、コレステロール値を下げる働きがあります。コレステロールを原料にして生成される胆汁酸を吸着し、体外へ排出。これによって、余分なコレステロールが体内に蓄積されるのを防ぎ、血中コレステロール値が安定します。また腸内環境を整える効果もあります。

寒天の摂取量の目安

1日6~7gを目安に 粉寒天だと小さじ約1杯

コレステロールを下げる寒天の効果的な食べ方

寒天は熱によって形状を変える食品です。40度以下になると固まりはじめ、90度以上になると溶け始めます。そのままの棒寒天や糸寒天、粉寒天では摂取しにくいため、水に溶かし固めて食べる必要があります。また、寒天は酸に影響される食品です。酸の強いものと熱を掛け合わせると、組織が壊れてしまいます。果物などと一緒に食べる時はあら熱を取ってから混ぜるようにしましょう。

コレステロールを下げる寒天のオススメレシピ

寒天でジュレ風ドレッシング

最近人気のジュレを寒天で作ってみましょう。

1)鶏のささみに酒と塩コショウをふりかけレンジでチンして蒸し鶏を作り冷ましておきます。
2)鍋に水200cc入れます。そこに、しょうゆ、みりん、酒を2:1:1の割合で混ぜ、ほんだしを適量混ぜます。
3)2の鍋を火にかけたら粉寒天を小さじ3分の1入れ良く溶けたら冷蔵庫に入れてあら熱をとります。

好きな野菜をボールに入れ、あらかじめお好みのドレッシングであえておきます。野菜、蒸し鶏の順番に盛ったら、固まった寒天ジュレをスプーンでほぐしトッピングします。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。