ニンニクはコレステロールに効果あり!善玉コレステロールを増やし動脈硬化を防ぐメカニズム

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にんにくにはコレステロールに効く成分が豊富に含まれています。

抗酸化作用が強く活性酸素を抑制するアリシン、腸内環境を整え善玉(HDL)コレステロールを増やす働きのあるオリゴ糖、血液をサラサラにし、血中コレステロールを減らすことが出来るスコルジンなどの成分があげられます。

これらの成分は、動脈硬化や心筋梗塞などの深刻な病気になるのを防いでくれます。

ニンニクに含まれるLDL(悪玉)コレステロールを下げる成分

アリシン :悪玉コレステロールと中性脂肪を減少させる

アリシンは主ににんにくなどのユリ科の食物に多く含まれる成分です。特徴的な強い香りを放ちます。

これらアリシンは抗酸化作用がとても強く、コレステロールの増加に大きく関係する活性酸素を退治する役割を持っています。そのため、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が増えてしまうのを防いでくれます。

血中の脂質を減少させることで、血液をきれいに保つ働きがあります。食べ過ぎると貧血気味になったり、胃腸を刺激したりする恐れがあるため、摂取量は守りましょう。

オリゴ糖 :腸内環境を整え、コレステロールを排出

オリゴ糖はコレステロールやコレステロールから出来た胆汁酸などを体外へと排泄するサポートをし、善玉(HDL)コレステロールを増やし、結果的に悪玉(LDL)コレステロールを減少させます。

その名の通り糖質の一種で、ビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあるため、このような効果につながると考えられています。

便秘を改善する働きもあるため、美肌に関心の女性にも人気の成分です。

スコルジン:血中コレステロール濃度を下げる

にんんくに含まれるスコルジンという成分は、血液をサラサラにして、血中コレステロールを下げる効果があると言われています。

そのため、動脈硬化や心筋梗塞のリスクも少なくしてくれるという成分です。悪玉(LDL)コレステロールに変化する段階で阻止し、増加させないようにする働きがあり、生活習慣病の予防にもつながります。

新陳代謝を活発にする働きもあるので、ダイエット中の人や冷え症の人にもおすすめの成分です。

にんにくの摂取量の目安

1日最大1個まで 理想は1日2~3片 摂りすぎには注意

コレステロールを下げるためのニンニクの摂り方

にんにくに含まれる有効成分は、そのまま摂取するよりも、加熱したり、すりおろしたり、刻んだりすることによって、より効果的に作用します。

切ったりつぶしたりすることでアリインという成分が分解され酵素を発生。それによって生まれるのがアリシンです。また熱を加えることで、このアリシンの成分はより強固なものになると言われています。

にんにく卵黄サプリメントから摂る方法もありますができるだけ食材としてのニンニクを取る方がコレステロール対策には効果的です。

ニンニクを効果的に摂る!オススメレシピ

簡単でありながらにんにくの栄養素をしっかりと摂取
とても簡単なレシピです。大人気メニューの豚肉のしょうが焼きをアレンジ。しょうがをにんにくに変えるだけのレシピです。

あまり脂肪は摂りたくないので、脂肪の少ない豚もも肉を使います。にんにくのスライスまたはすりおろしをさっと炒め、香りが出たら豚肉を炒めます。

細切りの玉ねぎを加えしんなりしたら、しょうゆ、酒、みりんを3:1:1の割合で加え、全体的に味を絡めれば完成です。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。