今注目の「豆乳ヨーグルト」とは?植物性乳酸菌の力でコレステロールを下げる!?

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ヨーグルトヨーグルトの健康効果は有名ですが、原材料の牛乳は高カロリーで、脂肪分の摂り過ぎが心配など、気になる方も多いようです。

乳製品の摂りすぎは血中コレステロールを上げるとされています。(※)

そんな中、牛乳の代わりに豆乳を使った「豆乳ヨーグルト」が登場しました。この豆乳ヨーグルトはどんなもので、血中コレステロールに良い影響があるのかどうか、どのように食べるのが良いのかなどを管理栄養士が説明します。

※1日600ml程度の量までなら、コレステロール値を上げる心配はないという試験結果があります。(参考:一般社団法人Jミルク「ミルク解体新書 第4回 コレステロール学

豆乳ヨーグルトとはどんな食べ物?

豆乳ヨーグルトの主成分

豆乳ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を加えて発酵させることで作られます。

豆乳ヨーグルトは、牛乳の代わりに豆乳を使用したヨーグルトです。

ですので、主成分は豆乳になります。

ヨーグルトと豆乳ヨーグルトの違い

ヨーグルトには、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌が含まれています。一方、豆乳ヨーグルトには植物性乳酸菌のみが含まれています

この動物性乳酸菌と、植物性乳酸菌について詳しく見ていきましょう。

動物性乳酸菌

動物性乳酸菌の特徴は、乳糖をエサにして増え、過酷な条件下で直ぐに死滅してしまう菌です。

ビフィズス菌などが代表的で、生きた乳酸菌というフレーズで、ヨーグルトやサプリメントなどに含まれています。生きたまま腸に届くことで、自分の腸にはいない種類の乳酸菌をとることが出来ます。

しかし近年では、死んだ菌であっても、死菌となって腸内で善玉菌のエサとなり、整腸効果があるといわれています。

植物性乳酸菌

植物性乳酸菌は、過酷な環境でも生き延びることのできる丈夫な菌です。

植物性乳酸菌は、ぬか漬けやキムチ、ザワークラウトなどの発酵食品に含まれています。腸まで届くことが出来るので、直接腸内で働くことが出来ます。

豆乳ヨーグルトにはコレステロール低下の効果がある?

豆乳ヨーグルトに含まれる成分についてみていきましょう。

大豆タンパク

大豆豆乳ヨーグルトに含まれる「大豆タンパク」は、水にも脂にも馴染みやすい性質があります。

そのため食事で摂ったコレステロールより先に胆汁酸と結びつくので、あまったコレステロールは体外に排泄されます。

さらにコレステロールと共に体内に戻ってくるはずの胆汁酸が戻ってこないので、新たな胆汁酸を作るために体内にあるコレステロールを使ってくれます。

この2つの仕組みにより、大豆タンパクはコレステロールを下げる働きをします。

大豆でコレステロールを下げる!大豆が悪玉コレステロールを下げ動脈硬化を予防

レシチン

大豆に含まれる「レシチン」は、水にも脂にも馴染む性質があり、脂肪を分解して固まらせないようにしたり、血管から脂を引き剥がしたりします。

そのため、コレステロールを素早く体外に排泄させ、血中のコレステロール値を下げることにつながります。

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豆乳ヨーグルトの効果・効能

豆乳ヨーグルトパック

美容パック豆乳ヨーグルトパックは、市販品もありますが、普段食べてる豆乳ヨーグルトでも作ることが出来ます。

豆乳ヨーグルトに小麦粉を混ぜて液垂れしない硬さにして、洗顔後に顔に塗り、10~15分ほど放置して洗い流すだけです。

過発酵した豆乳ヨーグルトで漬物

豆乳ヨーグルトを自家製で作っていると、発酵しすぎて過発酵となり水と塊に分離してしまうことがあります。

そんな時は、ザルにキッチンペーパーを敷いて、固形成分と液体に分け二次利用してみましょう。

固形成分は、味噌などをまぜて美味しいディップソースになります。

液体はきゅうりなどを漬けて半日ほど置けば美味しい浅漬になります。失敗したと思って捨ててしまわずに試してみて下さい。

コレステロール低下に有効な豆乳ヨーグルトの上手な食べ方・活用法

豆乳ヨーグルトは、大豆タンパクがコレステロール低下作用に効果があるとして、トクホ(特定保健用食品)に認められています。

摂取量は1日2個までと表記されているので、豆乳ヨーグルトは規定の量を守るようにしましょう。

さらに、豆乳ヨーグルトには大豆イソフラボンアグリコンの量が記載されています。大豆イソフラボンは摂り過ぎると子宮内膜増殖症の発症の増加することが報告されてるためです。

日本人は多くの大豆製品を摂るので、大豆イソブラボンアグリコンは1日19~22mg程度摂っています。このことからも、豆乳ヨーグルトを摂りすぎないように注意しましょう。

参考:内閣府 食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」

また、家庭で豆乳ヨーグルトなどを作る場合は、ヨーグルトメーカーなどの機械を使って一定の温度が保てるように作ると失敗がなく安心です。

自家製ヨーグルトを作る時には、雑菌が入って増殖しないように注意が必要です。

玄米を加えたヨーグルトなどは、玄米についている雑菌が繁殖していることも多いので注意が必要です。

まとめ

ヨーグルト豆乳ヨーグルトは、乳酸菌と豆乳の両方にコレステロール低下効果があるので、悪玉コレステロール値が高い人にとっておすすめの食品です。

大豆イソフラボンの摂り過ぎを防ぐために、商品の規定量を守るようにしましょう。

また、自家製豆乳ヨーグルトを作る時には、ヨーグルトメーカーなどを使って安全に発酵させてください。

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