コーヒー、プーアール茶、杜仲茶は悪玉コレステロールを下げる飲み物!その理由とおすすめの飲み方

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悪玉コレステロールを下げる飲み物飲み物は水分補給や、代謝アップ、リラックス効果などの役割があり、ヒトが生きていく上では欠かせないものです。

飲み物の種類によっては、体重を増加させてしまうものもありますが、ダイエットや血圧上昇抑制、コレステロールの減少など、健康管理に役立つものもあります。

コーヒーやプーアール茶、杜仲茶には悪玉コレステロールを下げる効果があるといわれており、コレステロールが高い人でも安心して飲むことのできる飲み物です。

それでは、この3つの飲み物が、どのようにしてコレステロールを下げる働きをしているのか、メカニズムについて解説するとともに、より効果を高める飲み方や摂取量などについてまとめていきます。

コーヒーやプーアル茶、杜仲茶ってどんな飲み物?

ここではそれぞれの飲み物に含まれる成分や栄養素、概要などについて説明していきます。

コーヒーについて

コーヒーが悪玉コレステロールを下げるコーヒーは、世界で最も多くの国で飲まれている嗜好飲料です。

豆の種類や抽出の仕方によって、色々な種類があり、ミルク砂糖などを加えて味を好みに調整して飲むこともでき、ティータイムや食後などに多く飲まれています。

人によって飲みかたはそれぞれで、ミルクや砂糖の量によってカロリーは大きく異なります。

もちろん砂糖が多ければ高カロリーとなり、肥満や中性脂肪の増加の原因となるので、今回の3種類の中では最も飲み方に注意が必要な飲み物といえます。

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プーアール茶について

プーアール茶が悪玉コレステロールを下げるプーアール茶は、中国茶の一種で、カビで発酵させた熟茶と、経年変化の熟成による生茶があります。

ティーパックや粉末状のものがありますが、どのタイプもほとんどカロリーはありません。

コーヒーや紅茶とは違い、砂糖やミルクを追加することもないので、カロリーを大きく抑えることができます。

プーアル茶は、ビタミン類や鉄、マグネシウムなどの栄養素を含んでおり、また、発酵する際にリパーゼという脂肪分解酵素が発生するのも特徴です。

杜仲茶

杜仲茶が悪玉コレステロールを下げる杜仲茶は、まだまだ馴染みが薄く、聞いたことがないという人も多いかもしれません。こちらもプーアル茶と同じ中国茶で、健康や美容に良いということで、近年人気を集めています。

カロリーがほとんどないということはもちろんですが、五大漢方薬としても知られており、信頼のおけるお茶です。また、鉄や亜鉛などのミネラルや、ビタミンCなどの不足しがちな栄養素を摂ることができます。

コーヒー、プーアール茶、杜仲茶がコレステロールを下げるメカニズム

それでは、それぞれの飲み物とコレステロールの関係性や、コレステロールを下げるメカニズムについて解説していきます。

コーヒー

コーヒーには、おなじみのカフェインやクロロゲン酸という成分が含まれており、コレステロールを下げる働きをします。

カフェインの作用としては、眠れなくなるといった神経興奮作用が一番有名ですが、その他の働きとして、意外と知られていないのが、コレステロールを下げる働きです。

カフェインは体内に入ると、脂肪を分解する酵素のリパーゼの分泌を活性化します。

この働きによって、体内に貯まっていた脂肪が分解され血中に送り込まれ、エネルギーとして利用されやすくなります。

また、別名コーヒーポリフェノールと呼ばれるクロロゲン酸には、強い抗酸化作用があります。

この働きによって、がんや老化、動脈硬化などの様々な病気を予防することができます。

コレステロールに関する病気

また、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを肝臓に戻して利用されやすくするという効果も報告されています。

プーアル茶

プーアル茶は脂肪蓄積を減らす働きをする作用があると考えられています。

一説には発酵の際に脂肪分解酵素であるリパーゼが増え、蓄積した脂肪の分解が促進されると言われています。さらにカテキンも含まれています。

カテキンの効果の嬉しいところは、善玉コレステロールを下げずに、悪玉コレステロールのみを下げてくれるという点です

他にも生活習慣病の予防や、アンチエイジングにも効果があるとされており、健康的な体作りには欠かせない成分といえます。

杜仲茶

杜仲茶には、ゲニポシド酸という成分が含まれており、コレステロールを低下させたり、内臓脂肪の蓄積を予防してくれます。

また、内臓脂肪を減少させたり、肥満を防止するアディポネクチン自体を増やすことから、様々な面からコレステロールの低下に働きかけます。

コレステロールが高い人に適したコーヒー、プーアール茶、杜仲茶の摂り方

コーヒー

コレステロールが高い人がコーヒーを飲む場合は、なるべく無糖で飲むようにしましょう。ミルクは少量であれば入れても構いませんが、できれば低脂肪のものが理想的です。

脂肪燃焼に効果的なカフェインやクロロゲン酸は、継続的な摂取で効果を発揮することがわかっています。

基本的にはどのタイミングで飲んでも構いませんが、運動をする30分ほど前に飲むことで、より脂肪燃焼効果を高めるそうです。

カフェインは依存性があり、摂りすぎると中毒症を引き起こすリスクもあります。

カフェインは1日400mg程度(約4杯)までに抑え、飲み過ぎには気を付けましょう。

寝る前に飲むと、神経を興奮させ、眠りに付きにくくすることもあるので、できれば日中が良いでしょう。

プーアール茶

プーアール茶はコレステロールを下げる効果がありますが、効果を期待して飲みすぎるのもよくありません。

プーアール茶にもコーヒーの1/3程度のカフェインが含まれています。

カフェインを意識すると、1日の摂取量は1リットル程度がオススメです。ノンカフェインの他のお茶と組み合わせたり、ジュースの置き換えとしてとり入れてみましょう。

妊娠中や授乳中は、カフェインは全くダメというわけではないので、コップ1~3杯程度であれば問題ありません。

杜仲茶

杜仲茶にはカフェインが入っていないので、妊娠中や授乳中、就寝前でも安心して飲むことができます。

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むくみ防止となるミネラル成分も含まれているのですが、摂りすぎはお腹を下しやすくなるので要注意です。

杜仲茶は、1日に必要といわれている水分の量の2Lを目安として飲んでも大丈夫です。多くて飲めないという方は加減をして、自分に合った量を見つけてください。

カフェイン量を気にする必要がない分、コーヒーやプーアル茶と比べると、とり入れやすいかもしれません。

結論

コーヒー・プーアール茶・杜仲茶の3つの飲み物には、それぞれに含まれる成分は違いますが、コレステロールを下げる効果があるといえます。

カロリーも低いので太る心配もなく、飲み物であれば食品よりもとり入れやすいでしょう。

しかし、コーヒーとプーアール茶にはカフェインが含まれているので、飲むタイミングや量には注意しながらとり入れてください。

それぞれのタイプをよく知り、効果的にとり入れながら、コレステロールの管理に役立てましょう。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。